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荘厳なる臨終とは。

2017年02月16日 00時22分

前回は延命してしまった、自分に後悔しましたが、、
先日は、
静かなる、穏やかなる臨終の演出を実践出来ました。
わたしには、俗に言う、死亡フラグが
見えていましたし、バリバリ立っていました。 
家人がたまたま昼前に来棟され、
現状をお伝えしました。

主治医が外勤の為、直ぐに駆けつけられないとの理由で、呼吸促進の注射を打っただけで、ムリな輸液や昇圧剤など使用せず、静かなる最期でした。
家人は納得、了解されました。

わたしは、家人に、越権行為とも言える、CPR せずに、DNARで、迎えます、と、
暗に伝えていました。


それが、わたしの理想でした。

わたしとして、一医療人として、
胸を張って、
お見送りをさせて頂きました。 
久々でした。

理想なる、荘厳な臨終。


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